【元司会者がアドバイス】結婚式の司会打ち合わせ前に知っておきたいこと

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【元司会者がアドバイス】結婚式の司会打ち合わせ前に知っておきたいこと

結婚式(披露宴)の1か月ほど前におこなわれる司会者との打ち合わせ。基本的に司会打ち合わせは1回のみ、あとは結婚式当日に数分だけ打ち合わせをして本番を迎えます。

スムーズに打ち合わせが進められるよう、司会者に伝えておきたいことやお願いしたいことを、事前にまとめておきましょう。

この記事では、司会者との打ち合わせ内容、打ち合わせまでに決めておくべきこと、司会者に伝えておきたいことについてご紹介します。

お急ぎの方は、目次から「記事のポイントを先どり」をチェック!

記事のポイントを先どり

  • 手作りアイテムなど、司会者に紹介してほしいことをピックアップしておく
  • 決定していること、迷っていることを明確にしておく
  • プロフィールシートがある場合、できる限り記入する
    →全ての項目を埋めなくてもOK
  • 披露宴のテーマ(重視したいこと)を決めておく

結婚式の司会打ち合わせでおこなうこと

司会者との打ち合わせでは、主に以下の項目について確認します。

・披露宴の進行内容
・新郎新婦のプロフィール
・祝辞、余興などをする方の名前や肩書き

1つずつポイントをご紹介します。

披露宴の進行内容

司会者との打ち合わせは、披露宴の2週間~1か月ほど前におこなうのが一般的です。都合により1週間前におこなったり、ZOOMで打ち合わせをしたりするケースもあります。

司会打ち合わせをする頃には、演出がほぼ決まっている方が多いでしょう。また、席次表のおおまかな枠組みも決まってくる頃です。

それらの情報をもとに、披露宴の進行を組み立てていきます。会場によって進行表のフォーマットは異なりますが、新郎新婦の要望を聞きながら司会者やプランナーが進行表を作成します。

結婚式の司会打合せ

打ち合わせでは、披露宴でおこなうこと・やるかどうか迷っていることを伝えましょう。

「時間があればゲームをしたい」など、まだ具体的な内容が決まっていない段階でも相談することをおすすめします。

ただし、ケーキ入刀やキャンドルサービスなど事前に注文が必要な演出に関しては、申込期限が決められていることがあります。司会打ち合わせの段階で申し込んでも間に合わない……ということもあるかもしれません。

よしわ
よしわ

迷っていることを先にお伝えいただくことで、必要な時間を確保して進行を組み立てることができます。もしもやらないことになった場合、その時間を歓談や写真タイムにして過ごします。

司会打合せまでに決められない!披露宴の準備中に迷いやすいこと

以下の項目は、司会打合せまでに決まらなくても大丈夫!決まり次第、司会者と会場のプランナーに決定事項を伝えれば問題ありません。

<披露宴の準備中に迷いやすいこと>

  • 中座の相手(エスコート役)
  • 新婦の手紙(読む/読まずに渡す/手紙を用意しない)
  • 両親への記念品
  • 手作りアイテム(生い立ち映像、ウェルカムボードなど)
  • 新郎新婦主催の余興(ゲームがしたい、ドレス色当てクイズの景品など)

新郎新婦のプロフィール

司会打ち合わせまでに「プロフィールシート」を記入しておきます。
会場によってフォーマットはさまざまですが、経歴や馴れ初め、思い出などを書く欄がある場合、書ける範囲で記入します。

すべて答えなくてもOK!空欄部分については、打ち合わせの時に司会者がうまく聞き出してくれます。また、記入したからといって、全て披露宴中に紹介するわけではありません。一言一句そのまま紹介されることもありませんので、ご安心ください。

「記入したけれど紹介してほしくない」という項目があれば、遠慮せずに司会者に伝えましょう。

<プロフィール紹介文ができるまで> ※会場により異なります

  1. 新郎新婦おふたりがプロフィールシートを記入する
  2. 司会者がシートを元におふたりにヒアリングをする
  3. 司会者がプロフィール紹介文を作成し、おふたりにメールで送信する
  4. 修正・追加してほしいことを司会者に伝える
    (手作りアイテムやサプライズなどの情報も伝える)
  5. 司会者がプロフィールを修正したら完成

祝辞、余興などをする方の名前や肩書き

司会者より、祝辞・乾杯・スピーチ・余興などをされる方をご紹介する場合、お名前やお2人との関係性などをアナウンスします。以下のコメント例を参考にして、必要な情報を司会者に伝えておきましょう。

会社関係の方を紹介する場合の司会コメント例

【祝辞】ここで、ご来賓を代表しご祝辞をいただきます。はじめに、株式会社○○ 第一生産部 部長 〇〇〇〇様にお願いいたします。

【乾杯】乾杯のご発声は、株式会社〇〇 第一生産部 生産技術課 課長 〇〇〇〇様 にお願いいたします。

※肩書がない場合、「新郎が勤務先でお世話になっている先輩」「新郎の元上司」のようにご紹介します。
※部署名や肩書は、省略せずに正式名称でご紹介するのが原則です。

よしわ
よしわ

席次表に所属部署を省略して記載される方もいらっしゃいますが、司会者がアナウンスする際は「正式名称」でご紹介します。

友人を紹介する場合の司会コメント例

【余興前】ここで、新郎の高校時代のご友人の皆様にご登場いただきます。会場入り口にご注目ください!

【余興後】新郎のご友人 〇〇さん、〇〇さん、〇〇さんでした。ありがとうございました。
高校時代、4人で毎日自転車で学校に通われたそうです。片道1時間の道のりも、4人にとっては楽しい時間!社会人になってからは、新郎の車でドライブを楽しまれているそうです。

※友人をご紹介する際、このように思い出を添えることがあります。

親族を紹介する場合の司会コメント例

【おじ様】ご親族を代表し、新郎の叔父様 〇〇様にご挨拶をいただきます。

【いとこ】新婦と姉妹のように仲良しな 従妹の〇〇さんより、歌声で祝福を送っていただきます。

(余興後)親戚が集まると、いつもカラオケ大会になるそうです。〇〇さんの番になると大盛り上がり!新婦からの「ぜひ披露宴で歌ってほしい」というリクエストにお応えいただきました。

※親族のみの披露宴では、幼い頃の思い出などをたっぷりご紹介することがあります。

司会者に忘れずに伝えておきたいこと

以下の項目について披露宴で紹介してほしい場合は、必ず司会者に伝えておきましょう。後日メールや電話で伝えても構いません。

※会場によっては、司会者との直接のやり取りがNGのこともあります。その場合は、プランナーに伝えれば司会者にも情報が共有されます。

司会者に伝えておきたいこと

・手作りアイテム(ウェルカムボード、席札など)
・会場や衣装などへのこだわり
・披露宴のテーマ、希望の雰囲気
・両親への記念品選んだ理由、思い)
・サプライズの演出
打ち合わせ後でもOK)
・出席者とのエピソード

新郎から新婦へ/新婦から新郎へサプライズをする場合、司会打ち合わせ時に話ができないことがほとんどです。

プランナーを通して司会者にサプライズについて伝えることもできますが、できれば司会者と直接打ち合わせしたほうがイメージ通りの演出にできます。

サプライズに関しては、司会打ち合わせ後にメールで直接やり取りすることをおすすめします。

よしわ
よしわ

新郎新婦お2人が思い描く披露宴のイメージを共有し、予想以上の形に仕上げるのが司会者の仕事です。司会打ち合わせは、新郎新婦と司会者が「同じ絵」を共有する時間と言えます。

まとめ:結婚式・披露宴の準備は「宿題」の繰り返し

司会打ち合わせは、披露宴の1か月~2週間ほど前におこなわれます。司会者との打ち合わせは、基本的に1回のみ。あとからメールでやり取りすることもできますが、直接会って話したほうが伝わりやすいもの。

司会打ち合わせ前の宿題として、司会者に必ず伝えること・紹介してほしいことをまとめておく。

司会打ち合わせ後の宿題として、保留になっていること・迷っていることを決めて、司会者とプランナーに伝える。

結婚式・披露宴は、宿題の連続です。それを期限を決めて1つずつ提出する。その繰り返しで、結婚式当日を迎えます。

司会打ち合わせは、宿題の提出日であり、新たな宿題を受け取る日。でも、あと少しで結婚式当日です。体調に気をつけて、乗り越えてくださいね。

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