新婦手紙(花嫁手紙)を読まなくてもよい?司会者目線でアドバイス

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新婦手紙(花嫁手紙)を読まなくてもよい?司会者目線でアドバイス

結婚式では、新婦手紙(花嫁手紙)を読むのが定番だと思っていませんか?確かに自分で読まれる方が多いですが、家族への感謝の伝え方は人それぞれです。

新婦が手紙を読むシーンはとても感動的ですが、マイクを通して手紙を読むのは緊張しますよね。「できれば読みたくない」と仰る方も少なくありません。

この記事では、披露宴での新婦手紙(花嫁手紙)について、司会者目線でアドバイスします。

お急ぎの方は、目次から「記事のポイントを先どり」をチェックしてください。

記事のポイントを先どり

  • 新婦の手紙は必須ではない
  • 手紙を読まずに、花束や記念品に添えてお渡しするのみでもOK
  • 手紙を「読む用」と「渡す用」に分けるのも1つの方法
  • 手紙を読まない場合、司会者に一言コメントしてもらうようにお願いする
  • 手紙以外の方法で感謝の気持ちを伝える

新婦手紙を読まずに渡すだけでも良い?

新婦の手紙について、披露宴中に「必ず読む」というルールがある訳ではありません。
読まずにお渡しするだけ、または手紙を書かない方もいらっしゃいます。

<手紙を読まない理由は何ですか?>
・気持ちがあふれてしまい、読めなくなりそう。
・出席者の前で手紙を読むのが恥ずかしい。緊張してしまう。
・家庭の事情により、家族に感謝の気持ちを伝えるのが難しい。

司会打合せの際に「手紙を読むかどうか迷っています」「ちゃんと読めるかどうか心配です」と仰る方が多いです。

新婦が手紙を読まないと、ゲストにどう思われる?

披露宴での新婦手紙は、読むのも渡すのも必須ではありません。
ですが、多くのゲストが「披露宴の感動的なシーンと言えば、新婦の手紙」というイメージを持っているため、手紙の朗読が無いと「あれ?どうして読まないのかな」「家族の仲が悪いのかな」と思われるかもしれません。

そこで、手紙を読まない・渡さないことを司会者にコメントしてもらいます。

<司会コメント例>
溢れる思いを手紙に綴りました。文字だからこそ伝えられる、素直な気持ちを届けます。花束と共にお受け取り下さい。

「恥ずかしくて読めない」など、正直な理由をゲストに伝える必要はありません。
司会からほんの一言コメントがあれば、ゲストは新婦の手紙がないことに納得できるでしょう。

司会者との打合せの際、「新婦手紙がないことを、さりげなくフォローしてほしい」など、司会者に要望を伝えておくことをおすすめします。
コメント内容が気になる方は、事前にどんなコメントを入れる予定なのかを聞いておくとよいでしょう。

【司会者目線でアドバイス】新婦手紙を読まない場合の対応

手紙を読まない理由によって、対応方法が異なります。「手紙を読みたいけれど、読めるかどうか心配」「手紙は用意するけれど、絶対に読みたくない」「手紙は用意しない」の3パターンを例に挙げてご紹介します。

ケース①新婦の手紙を読みたいけれど、読めるかどうか心配

手紙が読めるかどうか心配・・・という方には、「読む用」と「お渡しする用」の2種類の手紙を用意することを提案しています。

読む用の手紙は簡潔に、自分が無理なく読める長さで書きます。最後に「続きは手紙につづりましたので あとで読んでください。」などの一言を添えるのはいかがでしょうか?

緊張していると、便箋をめくるのも一苦労。涙で文字が見えなくなることも。
読む用の手紙は、便せん1枚程度にとどめておくのがおすすめです。

また、司会者に手紙の代読をお願いするのも1つの方法です。新婦に代わって司会者が手紙を読み上げ、その手紙を花束や記念品に添えて親御様にお渡しします。

ケース②手紙は用意するけれど、絶対に読みたくない

手紙の内容をほかの人に知られたくない(聞かれたくない)という方もいらっしゃいますよね。手紙を読みたくない場合は、花束や記念品に添えて親御様にお渡しします。

その際、司会者に「〇〇さんは手紙を用意されました。花束に添えてお渡しします。」など、一言コメントを入れてもらうようお願いするのがおすすめです。

手紙の朗読がない場合、「あれ?手紙はないのかな?」と思われる出席者がいるかもしれません。司会者からの一言があることで、出席者への印象が変わります。

ケース③手紙を一切用意しない

手紙を用意しない場合、司会者に「感謝の気持ちを花束(記念品)に託してお渡しします」などのコメントを入れてもらうことをおすすめします。

出席者に「手紙はありません!」と伝える必要はありません。「花束(記念品)にすべての思いを込めて送ります」という意味で、上記のコメントを入れてもらいましょう。

手紙の代わりメッセージカードを添える方法もあります。「手紙を書くのは照れくさい」という方は、カードに一言書いて花束や記念品に添えるのはいかがでしょうか。

【元司会者がご紹介】披露宴での手紙シーン体験談

実際に披露宴であった手紙シーンを4つご紹介します。

新郎も手紙を用意し朗読

新婦が手紙を朗読後、司会者より「実は、新郎〇〇さんも手紙を用意されました」とコメント。新郎も手紙を朗読し、その後 花束や記念品を贈呈します。

花束贈呈シーンの新婦の手紙には、嫁ぐ前の挨拶のような役割があります。最近では「新郎新婦が家族や出席者に向けて感謝の気持ちを伝えるシーン」と考えている方がほとんどです。

新郎による結びの謝辞で家族への感謝を述べる方もいらっしゃいます。新郎が家族に向けて手紙を読む・・・照れくさいけれど、披露宴ならできそうですよね。

手紙の代わりに楽器を演奏

兄弟、姉妹でピアノのアンサンブルをされたり、妹様の演奏にのせて新婦が歌ったり・・・ご家族に見守られ、人生の節目に感謝の音色を奏でる・・・感動的なシーンになりますね。

お父様のサックス演奏にあわせて新婦がピアノを演奏された時は、スタッフも感動して涙を流していました。

照明を落とさずに花束贈呈

手紙の朗読や花束贈呈シーンでは、照明を落とすのが一般的です。ですが、「涙よりも笑顔のシーンいしたい!」という場合、会場を明るくしておこなうことがあります。

もしも上記のような希望がある場合は、プランナーに伝えておきましょう。司会者にも伝えておけば、ご希望の雰囲気にあったコメントを入れてくれます。

生い立ち映像に感謝のメッセージを添えて上映

生い立ち映像を上映するタイミングは「新郎新婦の中座中」が多いですが、あえて花束贈呈シーンに上映するケースもあります。

幼いころからの思い出を振り返り、映像の最後に家族へのメッセージを載せる…

ビデオレターのような生い立ち映像を上映し、花束や記念品を贈呈します。

【アイディア】手紙×絵本で気持ちを伝える

便せんやメッセージカードではなく、「絵本」につづる手紙を送ってみてはいかがでしょうか。

登場人物は、「あなた」や「あのひと」。
ありがとう。おめでとう。これからもよろしく。元気でいてね。愛してる……。

絵本作家がさまざまな思いを作品に仕上げてくれます。
電子データでも受け取れるので、披露宴でスクリーンに映し出すことも可能です。

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まとめ:披露宴での感謝の気持ちの伝え方は人それぞれ

新婦手紙(花嫁手紙)の朗読やお渡しは、披露宴において必須事項ではありません。

「手紙を読むかどうか迷っている」「手紙以外の方法で気持ちを伝えたい」など、希望があるけれど答えがなかなか出ない場合は、プランナーや司会者に「迷い中」であることを伝えておきましょう。

いつまでに決定すべきかを確認しておくことも大切です。

司会打合せ前に知っておきたいポイントもチェック→こちら

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